通信業界における本格的競争の時代
複占体制終了とともに、英国の通信業界は本格的競争の時代を迎えることになります。
この時、BTとマーキュリーには、2000年末まで公衆網を利用したテレビ映像の伝送を禁止したため、地域電話市場では米国系のCATVが、ケーブルテレビとCATV電話を兼営してサービスするようになりました。
CATV電話はきわめて低料金が設定され、CATV電話加入者は急増しました。
80年代まで英国のCATV普及率はきわめて低かったのですが、これを機に普及率は急激に上昇しています。
現在CATV電話の加入者は映像サービスであるCATV加入者を上回り、約300万加入に迫っています。
同様にインターネットFAX利用者も増加していますね。
長距離分野では電力送電会社なども参入、地域でも無線を利用した事業者や、米国のワールドコムが参入するなど本格的競争が始まりました。
外資規制も撤廃され英国には、NTTを含め各国のキャリアが雪崩を打って進出しています。
相互接続をめぐるルール化も世界に先駆けて進んでおり、規制当局は自らの存在理由が、1日でも早くなくなることを期待しています。
・・・つまり、競争が進展し規制の必要がなくなることこそ、通信行政の目的であると表明しているのです。